このサイトは1日1本映画を見るほどの映画マニアがお届けする映画紹介おすすめブログです。面白い映画が見たい方はネタバレなしで紹介してますのでぜひ参考にご覧になってみてください。
デスノート(前編)
公開年 2006年
出演者 藤原竜也
松山ケンイチ
瀬戸朝香
監督 金子修介
脚本 大石哲也
・あらすじ
学業優秀まさに容姿端麗の大学生。主人公夜神月は世の中に苛立ちを感じていました。なぜなら裁かれるはずの悪人がのうのうと生きており、法に裁かれたとしてもその罰があまりにも軽々しいのです。
そんな彼に偶然デスノートと言う一冊の本が落ちてきて拾い上げました。書かれている文章には「その人の名前を書けば死ぬ」と言う内容が。最初は遊び半分で裁かれたい悪人の名前を書いてみると、翌日のニュースではその悪人の死亡ニュースが‥。
やがて偶然じゃないことが分かった彼は一種の快感に溺れ、次々と悪人をデスノートで手に掛けていきますが、Lと名乗る人物が彼を挑発します。
・感想
L役の松山ケンイチの出世作となった映画ですが、何故彼がこの映画で有名になったか分かりました。他の作品ではライバルがいなくても物語が進行している内容があると思いますが、映画デスノートは夜神月とLの対決が主軸なのでLはライバルであると同時にLがいなかったからこの物語は成り立ちません。だからこそその分Lの存在感が必要なのですが、松山ケンイチの演技がすごく頼もしく感じました。また化かし合い合戦も鳥肌モノです。
・どんな人におすすめか?
藤原竜也のファンはもちろん、松山ケンイチファンにもピッタリな内容です。また世の中に似たような不満を抱えている方はこのデスゲームの虜になるはずです。
舞妓haaaan
公開年 2007年
出演者 阿部サダヲ
堤真一
柴咲コウ
監督 水田伸生
脚本 宮藤官九郎
・あらすじ
日本が現代劇です。
東京の鈴屋食品本社で働く鬼塚公彦は舞妓マニア。
彼は高校生の時の修学旅行で道に迷った折に、
舞妓の小梅に優しくしてもらったのをきっかけに、舞妓自体が好きになりました。
「ぼんの舞妓日記」と言うブログを立ち上げるほどで、
舞妓のことが気になってしょうがありません。
ある日鬼塚に京都支社への転勤命令が来ました。
舞妓マニアである彼は喜び、恋人の富士子といとも簡単に別れて京都へと旅立ちます。
そして芸妓や舞妓と遊べるお茶屋デビューを果たそうとしますが、
「一見さんお断り」なので常連からの紹介がないと遊ぶことができないと判明します。
そこで鬼塚はお茶屋の常連の鈴屋食品の社長に
「仕事で結果を出したら入れてくれる」と言う約束を取り付けます。
・感想
舞妓と言う一見難しい世界を、ポップな世界観で表現した所がさすがだなと思います。
また若い時に優しくしてもらった女性のことが忘れられず、
同じような女性を求める鬼塚の気持ちが分かりますしキュンキュンします。
そして舞妓好きと言う所が、
劇中でも度々起こる彼の地位向上に繋がっている事に尊敬を感じます。
また序盤で別れる恋人富士子を柴咲コウが演じていますが、
後半意外な行動を取る所も面白いと感じました。
ライアーゲーム
~ザ・ファイナルステージ~
公開年 2010年
出演者 戸田恵梨香
松田翔太
監督 松山博昭
脚本 黒岩勉
岡田道尚
・あらすじ
日本が舞台の現代劇です。
巨額のお金を賭けてプレイヤー達の間で心理戦を展開する「ライアーゲーム」。
それに参加している女子大生神崎直は、天才詐欺師秋山深一と協力することで決勝戦まで進出しました。
決勝戦の内容は「エデンの園ゲーム」。
女子大生神崎直はその中でプレイヤー全員がお金を手堅く手に入れるよう提案します。
50億円と言う提示されたお金は手に入らないけど、
それなりにまとまったお金がプレイヤー達の所に入り、
しかも場合によってはゲームで背負わされる借金も発生しないのです。
しかしそれをよしと思わないプレイヤーの一人福永ユウジや、
最強の刺客プレイヤーXによって事態は混乱を極めます。
さらに今まで協力してくれた天才詐欺師秋山深一もゲームから脱落し、
女子大生神崎直は孤立奮闘で戦います。
・感想
女子大生神崎直の性格が純粋だなと思いました。
プレイヤー全員で借金を背負わずに手堅くお金を手に入れる方法を提案したり、
天才詐欺師秋山深一が抜けてもガッついて50億円を獲ろうと言うようなことはしません。
また人間はやっぱり欲深いなと思いました。
他のプレイヤー達は彼女の提案に従わず、何とか騙して50億円を獲得しようとするからです。
ですがそんな疑心暗鬼のゲーム展開を繰り広げられながらも、
女子大生神崎直と天才詐欺師秋山深一との関係性に限らず人との絆も表現されて安心して見ることができました。