このサイトは1日1本映画を見るほどの映画マニアがお届けする映画紹介おすすめブログです。面白い映画が見たい方はネタバレなしで紹介してますのでぜひ参考にご覧になってみてください。
プレデター
公開年 1987年
出演者 アーノルド・シュワルツェネッガー
カール・ウェザース
エルピディア・カリーロ
ビル・デューク
ジェシー・ベンチュラ
ケヴィン・ピーター・ホール
監督 ジョン・マクティアナン
脚本 ジム・トーマス
ジョン・トーマス
・あらすじ
元アメリカ陸軍特殊部隊所属のダッチは、ある特別な任務を言い渡されます。
それはゲリラ部隊に襲撃された政府幹部たちを救出するようにとのことです。
早速ジャングルのその現場に足を踏み入れてみると、見るも無残な光景が。政府幹部たちが乗っていたヘリの残骸が広がり、また体のあちこちを引き裂かれた死体が転がっています。
それでもダッチは任務を遂行するべく、ゲリラ部隊を攻撃して女性の兵士であるアンナを除いて駆逐し、情報を彼女の口から入手しようとします。
・感想
数多いアーノルド・シュワルツェネッガーの代表作の一つであるこのプレデターですが、終始彼の筋肉美に惚れました。
また彼が戦っているそれだけでカッコいいです。
ストーリーとしては元特殊部隊所属の兵士が、特別任務に駆けつけた時点で既に悲惨な現場になっていることから、ただものじゃない事が分かりますが、まさに一筋縄ではいかない内容が展開します。
それにジャングルと言う狭くて窮屈した場所がより一層拍車をかけています。
・どんな人におすすめか?一言
アメリカのサバイバル映画がとにかく見たい!と言う方にもおすすめです。
全盛期のアーノルド シュワルツェネッガーの魅力にハマるのも良いですし、別の映画でエイリアンとも共闘するプレデターの原点もここにはあります。
君の名は。
公開年 2016年
出演者(声優) 神木隆之介
上白石萌音
長澤まさみ
市原悦子
監督 新海誠
脚本 新海誠
・あらすじ
本屋やコンビニさえもない、のどかな地方に住む巫女の仕事も任されている女子高校生の宮永三葉は、自分自身に対する違和感が拭いきれていません。
自分の意志がどこか抜け落ちしまっている、そんな感覚を覚え家族など周りの身近な人間にさえにも不信感を与えているようです。
そんな彼女は東京にとても強い憧れを抱いています。ある日目覚めると見たこともない景色が広がっていました。
どうやら彼女は東京に住む男の子と身体が入れ替わっているようなのです。
・感想
自分自身が田舎に住んでいて東京に強い憧れを持っているので、宮永三葉の気持ちがとても分かります。
自分の意志が身体から抜け落ちしまっている違和感は、誰しもが一度はあると思いますが、まさかそれが入れ替わる予兆に繋がる前触れな所がさすがアニメならではのストーリーです。
元々アニメ好きの間で知られている新海誠の描く美麗な景色が、全編に渡って描写されるのがとにかく圧巻です。アニメならではのノスタルジー感が思う存分出ていました。
・どんな人におすすめか?一言
ファンタジー要素のある青春劇は実写の方でもありますが、アニメでしか描けない独特の表現技術は確かに存在します。
ノスタルジーを感じさせるファンタジー要素のある青春活劇は「おもひでぽろぽろ」などもあると思いますが、現代の最新技術で描かれた、アニメでしかなし得ない表現を見たいのなら、こちらはおすすめです。
ロードオブザリング
公開年 2002年
出演者 イライジャ・ウッド
イアン・マッケラン
ヴィゴ・モーテンセン
ショーン・アスティン
ショーン・ビーン
監督 ピーター・ジャクソン
脚本 フラン・ウォルシュ
フィリパ・ボウエン
ピーター・ジャクソン
・あらすじ
中つ国と言う中世ファンタジー世界の国には、ホビット族が住んでいます。
ホビット族は普通の人間サイズよりも小さいのが特徴で、
彼らの住む村は自然が豊かで丸い住居の家が幾つもあると言うユニークな場所です。
そんな彼らの平均寿命は約100歳で、その長ビルボ・バギンズは111歳になったばかりです。
彼は身支度をしてパーティーに出かけようとしましたが、
仲の良い魔法使いガンダルフに止められてしまいます。
彼が言うにはガンダルフが嵌めている指輪には全世界を闇の力で覆う力があり、
本来は冥王サウロンのものであるため今彼が探し求めているから置いておくようにと言うのです。
その忠告に従った長ビルボ・バギンズは指輪を置き、その処理を魔法使いガンダルフに任せます。
・感想
原作が世界的に有名な中世ファンタジー小説なので、
それをどう表現しようか?スタッフ達の創意工夫が伝わります。
また監督が原作に大変思い入れがあるため、
とにかく膨大な情報量の原作を上手くまとめながら3部作に分けて作ってくれたことにやはり嬉しさを感じます。
そして今の日本のRPGにやはり通じるところがあり、
メインキャラクター達のビジュアルもカッコ良くかつ、
個性がハッキリしているため活躍を見るだけでも楽しいです。
ホームアローン
公開年 1991年
出演者 マコーレー・カルキン
監督 クリス・コロンバス
脚本 ジョン・ヒューズ
・あらすじ
アメリカのシカゴが舞台です。
マカリスター家にはただでさえ家族が多いのに、
そこに親戚達が来て総勢15人でてんやわんやしています。
そのてんやわんやには理由があり、みんなで海外旅行をするためです。
そこに警察官がやって来ますが忙しいのでちゃんと対応を取ることができません。
その中でマカリスター家の末っ子の三男であるケビンは楽しくなさそう。
家族の中で立場が弱く兄達にも意地悪されています。
そして旅行出発日、マカリスター家の人達はケビンを間違えて置いてしまっていることに気づきました。
慌てて引き返そうにも、クリスマスの時期なので足がありません。
そのため家で一人でいる末っ子の三男ケビンでしたが、
そこ空き巣であるハリー魔の手が襲いかかります。
実はその空き巣達は先ほどの警察官に化けて視察していたのです。
・感想
ケビンと空き巣のハリー達の攻防がとにかく楽しいです。
ケビンはたった一人であの手この手で家にあるものだけを使って、空き巣達を翻弄します。
機転の良さで戦う彼の頭の良さにはすごく感心しましたし、見ていてとてもワクワクしました。
しかしこの映画はただ楽しいだけではありません。
冒頭で見られる主人公の不遇や終盤の展開などを通して、人生観をも教えられるような内容となっています。
子供が主人公ですが、家族で楽しめる映画になっています。
舞妓haaaan
公開年 2007年
出演者 阿部サダヲ
堤真一
柴咲コウ
監督 水田伸生
脚本 宮藤官九郎
・あらすじ
日本が現代劇です。
東京の鈴屋食品本社で働く鬼塚公彦は舞妓マニア。
彼は高校生の時の修学旅行で道に迷った折に、
舞妓の小梅に優しくしてもらったのをきっかけに、舞妓自体が好きになりました。
「ぼんの舞妓日記」と言うブログを立ち上げるほどで、
舞妓のことが気になってしょうがありません。
ある日鬼塚に京都支社への転勤命令が来ました。
舞妓マニアである彼は喜び、恋人の富士子といとも簡単に別れて京都へと旅立ちます。
そして芸妓や舞妓と遊べるお茶屋デビューを果たそうとしますが、
「一見さんお断り」なので常連からの紹介がないと遊ぶことができないと判明します。
そこで鬼塚はお茶屋の常連の鈴屋食品の社長に
「仕事で結果を出したら入れてくれる」と言う約束を取り付けます。
・感想
舞妓と言う一見難しい世界を、ポップな世界観で表現した所がさすがだなと思います。
また若い時に優しくしてもらった女性のことが忘れられず、
同じような女性を求める鬼塚の気持ちが分かりますしキュンキュンします。
そして舞妓好きと言う所が、
劇中でも度々起こる彼の地位向上に繋がっている事に尊敬を感じます。
また序盤で別れる恋人富士子を柴咲コウが演じていますが、
後半意外な行動を取る所も面白いと感じました。