このサイトは1日1本映画を見るほどの映画マニアがお届けする映画紹介おすすめブログです。面白い映画が見たい方はネタバレなしで紹介してますのでぜひ参考にご覧になってみてください。
アルマゲドン
公開年 1998年
出演者 ブルース・ウィリス
ベン・アフレック
リヴ・タイラー
監督 マイケル・ベイ
脚本 ジョナサン・ヘンズリー
J・J・エイブラムス
・あらすじ
ある日ニューヨークに帯びたしい数の隕石が落ちてきました。
その前後ではスペースシャトルのアトランタが、岩にぶつかったことによる爆発など、不吉な出来事と調査結果が続きます。
やがてそれらを調べていたNASAは、18日後にテキサス州ほどの小惑星が地球にぶつかり、人類の大半が死滅すると言う予測結果を出しました。
そしてNASAの総指揮官であるトルーマンは、その小惑星に穴を開け中で爆発を起こし、地球との衝突を避ける作戦に打って出ることにしました。
・感想
ニューヨークに無数の隕石が落ちてきただけでも大変なのに、18日後に地球が滅びるのが判明するってどんな感じだろう?と映画の登場人物達の心情を考えながらそう感じました。
小惑星に穴を開けて中で爆発を起こすって一見無茶苦茶かもしれませんが、時間が無いからそれほど切羽詰まっているとも言えます。
しかもどんな作戦を立てても、それを成功させるために綿密な計画とシミュレーションをしないといけないのでこれが一番妥当な計画かもしれません。
そして突然その指名を任された主人公の周りでも、ドラマが生まれるのでその点でも胸を打たれました。
・どんな人におすすめか?
エアロ・スミスの主題歌が胸を熱くします。
また壮大な人間ドラマに浸りたい人には是非ともピッタリの映画です。
そして地球存続の危機がテーマの映画は多くありますが、意外にあまりそれに触れることが無いと思います。
ですのでこの機会に是非おすすめします。
レオン
公開年 1995年
出演者 ジャン・レノ
ナタリー・ポートマン
監督 リュック・ベッソン
脚本 リュック・ベッソン
・あらすじ
アメリカのニューヨークでプロの殺し屋として活動しているレオンの近くで、悲惨な殺人事件が発生します。
ある一家が一人の少女を残して全員殺害されたのです。残された少女の名はマチルダと言い、実はその家族から常にいじめを受けていた日々だったのですが、マチルダの父は麻薬売買に携わっており、その中であるルールを犯したことにより家族全員がターゲットとなり、マチルダは運良く助かりました。
元々マチルダとはちょっとした顔見知りであったレオンなのですが、彼女を引き取ることにします。
・感想
映画の雰囲気から既に名作の空気が漂っています。
小道具の一つ一つが印象的に撮られている全体的な画作りもそうですが、ジャン・レノの演じるレオンの何とも言えないカッコ良さ。
ナタリー・ポートマンの演じるマチルダのボーイッシュな可愛さも見逃せません。
ナタリー・ポートマンの出世作でもありますが見ると納得です。またマチルダの視点からストーリーを見ると「大人になるための通過点」と言う内容になっており、とても奥深いと感じました。
・どんな人におすすめか?
ジャン・レノのカッコ良さに痺れたい方や、今では大人の女性として成長したナタリー・ポートマンの、当時ならではの魅力に惹かれたい方は勿論おすすめですし、また悪役のゲイリー・オールドマンがとにかく良い意味で憎いです。
マン・オン・ザ・ムーン
公開年 2000年
出演者 ジム・キャリー
ダニー・デヴィート
監督 ミロス・フォアマン
脚本 スコット・アレクサンダー
ラリー・カラゼウスキー
・あらすじ
駆け出し中のコメディアンであるアンディ・カウフマンは、芸を観客の前で披露しても全くウケず、ついには彼を雇っているオーナーからクビを宣告されます。
そんな彼はある日から人をいじり倒す芸風へと変え、有名な業界人であるシャピロにスカウトされ人気番組「サタディー・ナイト・ライブ」に出演します。
そこで一気に有名人となりますが、彼はそれでよしとせず次々とあの手この手でネタを披露していきます。しかし観客にウケない事も多く、サタディー・ナイト・ライブでの立場も悪くします。
・感想
アンディ・カウフマンは実在したアメリカの人気コメディアンです。それまでその人の事を知らなかったのですが一気にその人自身が気になりました。映画の中で披露するアンディ・カウフマンのネタは見ていて危なっかしいものがあります。
私自身が絵や詩などを作り芸風を追及したいと思っている部分があり、自分と重なり切なく感じました。しかしその危なっかしいアンディ・カウフマンを慕う仲間が多くいるのがとても救いで、仲間とのやり取りを見て暖かな気分に包まれました。
・どんな人におすすめか?
コメディアン(お笑い芸人)の芸のみならずライフスタイル自体が好きと言う方におすすめです。
日本のお笑い番組を見てこれはどうなんだろう?と感じる事もあるかもしれませんが、なぜそう言った芸も披露するのか?そのヒントが映画の中に隠されているのかもしれません。
デスノート(前編)
公開年 2006年
出演者 藤原竜也
松山ケンイチ
瀬戸朝香
監督 金子修介
脚本 大石哲也
・あらすじ
学業優秀まさに容姿端麗の大学生。主人公夜神月は世の中に苛立ちを感じていました。なぜなら裁かれるはずの悪人がのうのうと生きており、法に裁かれたとしてもその罰があまりにも軽々しいのです。
そんな彼に偶然デスノートと言う一冊の本が落ちてきて拾い上げました。書かれている文章には「その人の名前を書けば死ぬ」と言う内容が。最初は遊び半分で裁かれたい悪人の名前を書いてみると、翌日のニュースではその悪人の死亡ニュースが‥。
やがて偶然じゃないことが分かった彼は一種の快感に溺れ、次々と悪人をデスノートで手に掛けていきますが、Lと名乗る人物が彼を挑発します。
・感想
L役の松山ケンイチの出世作となった映画ですが、何故彼がこの映画で有名になったか分かりました。他の作品ではライバルがいなくても物語が進行している内容があると思いますが、映画デスノートは夜神月とLの対決が主軸なのでLはライバルであると同時にLがいなかったからこの物語は成り立ちません。だからこそその分Lの存在感が必要なのですが、松山ケンイチの演技がすごく頼もしく感じました。また化かし合い合戦も鳥肌モノです。
・どんな人におすすめか?
藤原竜也のファンはもちろん、松山ケンイチファンにもピッタリな内容です。また世の中に似たような不満を抱えている方はこのデスゲームの虜になるはずです。
プレデター
公開年 1987年
出演者 アーノルド・シュワルツェネッガー
カール・ウェザース
エルピディア・カリーロ
ビル・デューク
ジェシー・ベンチュラ
ケヴィン・ピーター・ホール
監督 ジョン・マクティアナン
脚本 ジム・トーマス
ジョン・トーマス
・あらすじ
元アメリカ陸軍特殊部隊所属のダッチは、ある特別な任務を言い渡されます。
それはゲリラ部隊に襲撃された政府幹部たちを救出するようにとのことです。
早速ジャングルのその現場に足を踏み入れてみると、見るも無残な光景が。政府幹部たちが乗っていたヘリの残骸が広がり、また体のあちこちを引き裂かれた死体が転がっています。
それでもダッチは任務を遂行するべく、ゲリラ部隊を攻撃して女性の兵士であるアンナを除いて駆逐し、情報を彼女の口から入手しようとします。
・感想
数多いアーノルド・シュワルツェネッガーの代表作の一つであるこのプレデターですが、終始彼の筋肉美に惚れました。
また彼が戦っているそれだけでカッコいいです。
ストーリーとしては元特殊部隊所属の兵士が、特別任務に駆けつけた時点で既に悲惨な現場になっていることから、ただものじゃない事が分かりますが、まさに一筋縄ではいかない内容が展開します。
それにジャングルと言う狭くて窮屈した場所がより一層拍車をかけています。
・どんな人におすすめか?一言
アメリカのサバイバル映画がとにかく見たい!と言う方にもおすすめです。
全盛期のアーノルド シュワルツェネッガーの魅力にハマるのも良いですし、別の映画でエイリアンとも共闘するプレデターの原点もここにはあります。
君の名は。
公開年 2016年
出演者(声優) 神木隆之介
上白石萌音
長澤まさみ
市原悦子
監督 新海誠
脚本 新海誠
・あらすじ
本屋やコンビニさえもない、のどかな地方に住む巫女の仕事も任されている女子高校生の宮永三葉は、自分自身に対する違和感が拭いきれていません。
自分の意志がどこか抜け落ちしまっている、そんな感覚を覚え家族など周りの身近な人間にさえにも不信感を与えているようです。
そんな彼女は東京にとても強い憧れを抱いています。ある日目覚めると見たこともない景色が広がっていました。
どうやら彼女は東京に住む男の子と身体が入れ替わっているようなのです。
・感想
自分自身が田舎に住んでいて東京に強い憧れを持っているので、宮永三葉の気持ちがとても分かります。
自分の意志が身体から抜け落ちしまっている違和感は、誰しもが一度はあると思いますが、まさかそれが入れ替わる予兆に繋がる前触れな所がさすがアニメならではのストーリーです。
元々アニメ好きの間で知られている新海誠の描く美麗な景色が、全編に渡って描写されるのがとにかく圧巻です。アニメならではのノスタルジー感が思う存分出ていました。
・どんな人におすすめか?一言
ファンタジー要素のある青春劇は実写の方でもありますが、アニメでしか描けない独特の表現技術は確かに存在します。
ノスタルジーを感じさせるファンタジー要素のある青春活劇は「おもひでぽろぽろ」などもあると思いますが、現代の最新技術で描かれた、アニメでしかなし得ない表現を見たいのなら、こちらはおすすめです。
シックスセンス
公開年 1999年
出演者 ブルース・ウィリス
ハーレイ・ジョエル・オスメント
オリヴィア・ウィリアムズ
監督 M・ナイト・シャマラン
脚本 M・ナイト・シャマラン
・あらすじ
小児精神科医のマルコムは、自分が担当していた青年に妻と自宅にいる時に銃で撃たれてしまいます。
その青年としては「自分のことを救ってくれなかった」らしく、その銃で自殺してしまいます。
それから1年たった後、このことが尾を引いてか妻とは絶縁に近い状態になっています。
そこに少年コールが現れ治療を始めることになるのですが、コールから重要な秘密を明かされることとなります。
なんとコールには死者が見えそのことに苦しんでいると言うのです。
・感想
映画冒頭で主演のブルース・ウィリスから、「この映画にはある秘密があります。決してネタバレしないでください」と言う旨のメッセージが現れるこの映画ですが、アルフレッド・ヒッチコックの映画なら監督自身からそう言いそうですが、主演の口からそう言われるなんてまさに前代未聞だと思います。
ですが映画を全て見た時この言葉に納得しました。少年コールを演じた一時代を築いたハーレイ・ジョエル・オスメントの演技が光りますし、とにかく見ていて得したなと思いました。
・どんな人におすすめか?一言
予想外の結末が展開される映画を見たい方。
だけど胸糞が悪くなるような重い内容が好きじゃない方にピッタリだと思います。
またブルース・ウィリスと言えばダイ・ハードなどアクション映画のイメージが強いのですが、それのない演技に集中したい方にもおすすめです。
500日のサマー
公開年 2010年
出演者 ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
ズーイー・デシャネル
監督 マーク・ウェブ
脚本 スコット・ノイスタッター
マイケル・H・ウェバー
・あらすじ
会社員のトムは、社長秘書である女性のサマーのことが好きになります。
美しい姿のサマーですが、会社で行われたパーティーで「真実の愛はどこにもない」と語ります。
真実の愛は絶対にあるはずだとトムは言いますが、同僚の方からトムはサマーに気があるとサマーにバラされてしまいます。
ある日トムはサマーは「あなたと友達になりたい」と言われますが、同時にサマーからあなたとは恋人になることはないと言われてしまいます。果たして二人の距離感の行方はいかに。。。
・感想
終始トムがサマーに振り回される映画です。
「真実の愛はどこにもない」と語る彼女の真意が、いくらでも解釈できる内容になっていて男性の方はサマーが嫌いになり、女性の方は自由なサマーが好きになるじゃないかなと言う感じです。
鑑賞者自身のそれぞれの恋愛観によって見方が変わるような映画ですが、監督マーク・ウェブはアクション映画のアメイジング・スパイダーマンシリーズを手がけているのが驚きです。隠れた名作と言って良いと思います。
・どんな人におすすめか?一言
決してロマンチックと言えないシニカルな恋愛映画に飢えている人にぴったりです。
サマーが可愛いのでその容姿に終始惚れるのも良いですし、現実の恋愛がそうであるように少なくとも途中のシーンだけはロマンチックなので、そこでときめいたりするのも良いと思います。
ホームアローン
公開年 1991年
出演者 マコーレー・カルキン
監督 クリス・コロンバス
脚本 ジョン・ヒューズ
・あらすじ
アメリカのシカゴが舞台です。
マカリスター家にはただでさえ家族が多いのに、
そこに親戚達が来て総勢15人でてんやわんやしています。
そのてんやわんやには理由があり、みんなで海外旅行をするためです。
そこに警察官がやって来ますが忙しいのでちゃんと対応を取ることができません。
その中でマカリスター家の末っ子の三男であるケビンは楽しくなさそう。
家族の中で立場が弱く兄達にも意地悪されています。
そして旅行出発日、マカリスター家の人達はケビンを間違えて置いてしまっていることに気づきました。
慌てて引き返そうにも、クリスマスの時期なので足がありません。
そのため家で一人でいる末っ子の三男ケビンでしたが、
そこ空き巣であるハリー魔の手が襲いかかります。
実はその空き巣達は先ほどの警察官に化けて視察していたのです。
・感想
ケビンと空き巣のハリー達の攻防がとにかく楽しいです。
ケビンはたった一人であの手この手で家にあるものだけを使って、空き巣達を翻弄します。
機転の良さで戦う彼の頭の良さにはすごく感心しましたし、見ていてとてもワクワクしました。
しかしこの映画はただ楽しいだけではありません。
冒頭で見られる主人公の不遇や終盤の展開などを通して、人生観をも教えられるような内容となっています。
子供が主人公ですが、家族で楽しめる映画になっています。