このサイトは1日1本映画を見るほどの映画マニアがお届けする映画紹介おすすめブログです。面白い映画が見たい方はネタバレなしで紹介してますのでぜひ参考にご覧になってみてください。
舞妓haaaan
公開年 2007年
出演者 阿部サダヲ
堤真一
柴咲コウ
監督 水田伸生
脚本 宮藤官九郎
・あらすじ
日本が現代劇です。
東京の鈴屋食品本社で働く鬼塚公彦は舞妓マニア。
彼は高校生の時の修学旅行で道に迷った折に、
舞妓の小梅に優しくしてもらったのをきっかけに、舞妓自体が好きになりました。
「ぼんの舞妓日記」と言うブログを立ち上げるほどで、
舞妓のことが気になってしょうがありません。
ある日鬼塚に京都支社への転勤命令が来ました。
舞妓マニアである彼は喜び、恋人の富士子といとも簡単に別れて京都へと旅立ちます。
そして芸妓や舞妓と遊べるお茶屋デビューを果たそうとしますが、
「一見さんお断り」なので常連からの紹介がないと遊ぶことができないと判明します。
そこで鬼塚はお茶屋の常連の鈴屋食品の社長に
「仕事で結果を出したら入れてくれる」と言う約束を取り付けます。
・感想
舞妓と言う一見難しい世界を、ポップな世界観で表現した所がさすがだなと思います。
また若い時に優しくしてもらった女性のことが忘れられず、
同じような女性を求める鬼塚の気持ちが分かりますしキュンキュンします。
そして舞妓好きと言う所が、
劇中でも度々起こる彼の地位向上に繋がっている事に尊敬を感じます。
また序盤で別れる恋人富士子を柴咲コウが演じていますが、
後半意外な行動を取る所も面白いと感じました。
ミッション・インポッシブル
公開年 1996年
出演者 トム・クルーズ
監督 ブライアン・デ・パルマ
脚本 デヴィッド・コープ
ロバート・タウン
スティーヴン・ザイリアン
・あらすじ
極秘裏に諜報活動を行うIMFの一員であるイーサン・ハントは、
米大使館員のゴリツィンを捕らえる任務を他のメンバー達とともにアメリカ大使館にて行っていました。
ゴリツィンはCIA諜報員のリストであるNOCを盗んだとされていましたが、
作戦発動中にゴリツィンが殺されます。それと同時に他のメンバー達も次々と悲惨な最期を遂げます。
その一連の死はゴリツィンを捕らえる作戦が筒抜けにされた事によるものですが、
イーサンがその首謀者だとCIAに疑われてしまいます。
またアメリカ大使館での作戦は、IMFへスパイ活動がいるための囮であったようです。
それを知ったイーサンは疑いを晴らすためにも真の首謀者を見つけ出す事にします。
・感想
まずとても序盤の展開とは思えない内容の濃さに驚きました。
ミッションインポッシブルがTVシリーズから続いているのは知ってるのですが、
こう言ったハードな話を昔からしていたのかな?と思うとTVシリーズにも俄然興味が湧きました。
また映画全般を通してイーサンや他の登場人物達との騙し合いが行われる所に、
スパイ映画と言われる所以があると感じました。
ミッションインポッシブルと言えば有名なこのシーンと言うのがありますが、
そう言ったビジュアル的な分かりやすさだけではない面白さがあるんだと分かりました。
ライアーゲーム
~ザ・ファイナルステージ~
公開年 2010年
出演者 戸田恵梨香
松田翔太
監督 松山博昭
脚本 黒岩勉
岡田道尚
・あらすじ
日本が舞台の現代劇です。
巨額のお金を賭けてプレイヤー達の間で心理戦を展開する「ライアーゲーム」。
それに参加している女子大生神崎直は、天才詐欺師秋山深一と協力することで決勝戦まで進出しました。
決勝戦の内容は「エデンの園ゲーム」。
女子大生神崎直はその中でプレイヤー全員がお金を手堅く手に入れるよう提案します。
50億円と言う提示されたお金は手に入らないけど、
それなりにまとまったお金がプレイヤー達の所に入り、
しかも場合によってはゲームで背負わされる借金も発生しないのです。
しかしそれをよしと思わないプレイヤーの一人福永ユウジや、
最強の刺客プレイヤーXによって事態は混乱を極めます。
さらに今まで協力してくれた天才詐欺師秋山深一もゲームから脱落し、
女子大生神崎直は孤立奮闘で戦います。
・感想
女子大生神崎直の性格が純粋だなと思いました。
プレイヤー全員で借金を背負わずに手堅くお金を手に入れる方法を提案したり、
天才詐欺師秋山深一が抜けてもガッついて50億円を獲ろうと言うようなことはしません。
また人間はやっぱり欲深いなと思いました。
他のプレイヤー達は彼女の提案に従わず、何とか騙して50億円を獲得しようとするからです。
ですがそんな疑心暗鬼のゲーム展開を繰り広げられながらも、
女子大生神崎直と天才詐欺師秋山深一との関係性に限らず人との絆も表現されて安心して見ることができました。
バックトゥザフューチャー
公開年 1985年
出演者 マイケル・J・フォックス
クリストファー・ロイド
監督 ロバート・ゼメキス
脚本 ロバート・ゼメキス
ボブ・ゲイル
・あらすじ
1985年代のアメリカが舞台です。
高校生のマーティは冴えない父と母の間に生まれたためかうだつの上がらない日々を過ごしています。
しかし彼にはガールフレンドや友達のドク博士がいます。
ある日マーティは夜中にドク博士に呼ばれます。
そこはショッピングモールの駐車場。
そのショッピングモールの駐車場で
デロリアンと言う車を高速で飛ばすことでタイムスリップを起こす実験を行うと言うのです。
ドクの愛犬で試してみると無事にタイムスリップ成功。
喜ぶマーティとドクですがそこに過激派が現れ要求を突きつけます。
過激派の要求は爆弾ですが、ドクから偽物を渡された過激派は起こりドクを銃で撃ってしまいます。
そんな過激派を逃げようとマーティは、
とっさにデロリアンに乗ってしまい1950年代のアメリカへとタイムスリップします。
・感想
バックトゥザフューチャーの舞台である1980年代のアメリカは、
映画公開時のと同じ年でもあります。
つまり当時としては現代の世界から始まると言うことになりますが、
今この映画を見たとしたら30年以上も前なのであまり現代の世界とは言えません。
今では希少な文化となっているからです。
なのでその時代感のギャップが面白いなと感じました。
他にもタイムスリップの基本事を詰め込んでいる所も興味深いですし、
タイムスリップが冴えない両親を見直すきっかけにもなるなど、脚本がよく考えて作られていると感じました。
タイムスリップして未来を変えて現実の世界を変える。
普通の世界ではありえないことなので、みていてハラハラドキドキしました。
一回もみたことがないかたにはとってもおすすめです!
大脱走
公開年 1963年
出演者 スティーブ・マックイーン
監督 ジョン・スタージェス
脚本 ジェームズ・クラヴェル
W・R・バーネット
・あらすじ
第二次世界大戦時のドイツの北部が舞台です。
連合軍空軍の捕虜が第三捕虜収容所へと、次々とトラックで運び込まれています。
ドイツ軍は何度も脱走しようとしているクセ者揃いを、
厳重な警備のこの収容所に集めて監視するとしているのです。
第三捕虜収容所の担当となったルーゲル所長は、
連合軍のラムジー大佐に彼ら空軍捕虜の連絡を頼みますが、
警備に自信がある様子を感じでもありますが半分さじを投げている態度で返されてしまいます。
一方トンネル掘りの能力に長けているダニーは、
トラックで捕虜軍達が運び込まれるのを見ながら何やら意味深なことを呟いています。
そして脱出計画はすぐさま開始されます。
脱走を企てる捕虜軍のメンバーそれぞれに、
役割が振り分けられておりダニーもやはり計画に加担していたのでした。
・感想
大脱走といえば、スティーブ・マックイーンと大脱走のテーマです。
大脱走のテーマ曲は下記のyoutubeをご覧ください。
23秒あたりのタタッ タタータタタッ・・・の曲です。
大脱走の映画をみていなくても知っている方は意外といるんではないでしょうか。
肝心の映画の内容については、
何度も脱出を試みようとしているクセ者揃いが集まっていると言うシチュエーションには燃えます。笑
三人寄れば文殊の知恵。ましてやそう言った人達が一つになったら、大脱走を考えないわけにはいきません。笑
第三捕虜収容所から抜け出そうとする彼らを応援せずにいられません、
3時間もの長丁場ですが牢獄版大河ドラマと言った感じで、多数の登場人物達の織りなす群像劇が描かれます。
これが実話を元にしているのが驚きですし、映画にしようと言うアイディアはすごいと思います。
また大脱走の途中にあるバイクシーンが個人的にはとてもかっこいいです。
スティーブ・マックイーンが好きな方はこのバイクシーンは必見です。
ブラザーフッド
公開年 2004年
出演者 チャン・ドンゴン
ウォンビン
監督 カン・ジェギュ
脚本 カン・ジェギュ
・あらすじ
ブラザーフッドは韓流スターのチャン・ドンゴンが出演する映画です。
ブラザーフッドはソウルの朝鮮戦争時代の話です。
兄のジンテと弟ジンソクの兄弟は、妹と母親と一緒に仲良く暮らしていました。
そんな平和に暮らしていたある日、弟ジンソクは戦争に徴兵として駆り出されていしまいます。
兄ジンテは弟ジンソクを守るために自ら志願して兵士となります。
自分が戦争で功績を上げるか立派に戦死すれば、弟ジンソクを家族のもとに返すことができるからです。
ところが周りを省みず敵軍の兵士を次々と殺していく兄ジンテに対し、
弟ジンソクは兄が遠い存在になっていると感じるようになりました。
そして中国軍が敵国の北朝鮮に加勢したことで、
それまで韓国が優勢だったのが逆転されてしまいます。
容赦なく次々と攻撃を浴びせられ、敵軍に捕らえられていた弟ジンソクのいる留置所にも
被害が及び弟ジンソクの姿が消えてしまいます。
・ネタバレなし感想コメント
全編を通して韓国の映画業界に掛ける思いが伝わりました。
とにかく戦争描写がリアルで目を瞑りたくなってしまいます。
少し見ていてエグイ一面の部分もあります。
しかしそれ以上に兄弟愛が見事です。
兄ジンテがどんなに我を忘れるくらい戦争の鬼になっても、結局は弟への愛と言う原点に立ち返ります。
次々と殺されていった側の遺族にとっては、ジンテは憎むべき存在かもしれない。
しかしジンテはジンソクに限らず家族全員が大切で、家族もまたジンテのことを想っていると考えると切なくなりました。
ブラザーフッドは実際に兄弟がいる方や家族を大切にされている方が見ると
とても感情移入もできて感動できる映画だと私は思います。
兄弟がいる方・家族を大切にしている方はぜひこのブラザーフッドを見てみてください。
かなりおすすめです。最後のラストシーンは泣けます!!
私は泣きました(T△T)